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2025.07.09 ブログ

【主体性って何?】「もっと主体的に動いてほしい」の前に知っておきたいこと


「うちの社員、もっと主体性を持ってほしい」
「指示待ちじゃなく、自分で考えて動いてくれたら…」

これは、多くの経営者・人事担当者が抱える“あるある”の悩みです。

でも、ここで1つ確認したいことがあります。

「主体性って、そもそも何ですか?」

今回は、そんな“知っているようで知らない”主体性について
組織開発の有名なフレームワーク「CAN-DO-WILLモデル」を使って
分かりやすく解説していきます。

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🔶 フレームワーク紹介:「CAN-DO-WILLモデル」とは?

CAN-DO-WILLモデルとは
「人が行動を起こす」ための3つの要素を整理したフレームワークです。


 
つまり、主体性=WILLだけの問題じゃないということ。

「自分で考えて動いて」と言う前に
「その人にとって、“できる・やる機会・やる意味”がそろっているか?」を見直す必要があります。

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🔸「主体性がない」と感じたときに見直すべきポイント

ここでは、CAN・DO・WILLの3視点から、具体的なチェックポイントを紹介します。

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✔ CAN:できると思えているか?

やる内容が難しすぎないか?
基本的なスキルや知識が足りていないのに、丸投げしていないか?
「やってみたらできた」という小さな成功体験があるか?

👉 スモールステップの設計がポイント!

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✔ DO:実行できる土台があるか?

発言しにくい/動きづらい空気がないか?
「やっていい」「言っていい」環境になっているか?
権限や時間など、行動の余白があるか?

👉 主体性は“心理的安全性”の上にしか育ちません。

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✔ WILL:やる意味を見つけられているか?

「何のためにやるのか」が本人に伝わっているか?
業務と本人の価値観がつながっているか?
そもそもこの仕事に、本人なりの“意味”があるか?

👉 対話を通じて「動機」を言語化する時間が必要です。

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🔹 アドベンチャーリンクが大事にしていること

私たちが研修や組織開発で大切にしているのは
「主体性=自己責任」と切り捨てないこと。

“動かない社員”がいるのではなく
“動きづらい組織”になっている可能性を一緒に見直していきます。

実際のプログラムでは、以下のようなしかけを取り入れています。

・ CANを育てる「体験ワーク」や「スモールチャレンジ」
・ DOを促す「役割づくり」「心理的安全性ゲーム」
・ WILLを引き出す「意味づけ対話」や「価値観共有ワーク」

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📌 まとめ:主体性は“組織で育てる”もの

主体性とは、「できる・やれる・やりたい」の3要素がそろって初めて生まれる
一人ひとりの意志だけに任せるのではなく、組織の設計と関わりが鍵になる
CAN-DO-WILLで「何が足りていないのか?」を見極めてアプローチする

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主体性を“組織の力”に変える研修、あります

アドベンチャーリンクでは
「主体性が自然に生まれる組織づくり」をテーマにした
体験型・対話型の研修を多数ご用意しています。

📩 ご相談・お問合せはこちら
👉 https://adventure--link.com/contact


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