一般企業
株式会社西村屋フードコネクト様
初めての役所者研修なのに、みんな笑顔だった――心理的安全性が生んだ本音と信頼の時間
株式会社西村屋フードコネクトの皆様へ研修を提供させていただきました。
そのご感想を、西村様へインタビューさせていただきました。
■ どんなお仕事をされていますか?
私たちは、旅館「西村屋」からの流れを受け継ぎ、和食を中心とした飲食事業を展開しています。
カニ料理を看板としながら、神戸・姫路を中心に4店舗を運営。
ギフト・おせち事業、そして食育にも取り組み、地域の“食文化”を大切にしています。
「美味しい料理とあたたかいおもてなしで、お客様の心を満たす」――その想いを胸に、日々現場に立っています。
■ 研修を受ける前の課題・悩み
どうしても日々の仕事が忙しく、現場中心の運営になりがちでした。
「お客様のために」という意識はあるものの、従業員一人ひとりが“意識をもって働く”という部分にはムラがありました。
また、コロナ禍を経て研修の機会が減り、店舗間のつながりも薄くなっていました。
特に店長・料理長などの管理職層は、人との関わり方に悩み、自信を失っている人もいました。
人間関係のこじれや、部下との関係のギクシャクも生まれやすく、現場の雰囲気をどう立て直すかが大きな課題でした。
■ 研修導入のきっかけ
アドベンチャーリンクの前田ゴマさんとは、同友会でのご縁がありました。
同友会でのつながりだけでなく、幹事長としてゴマさんの実績を近くで見てきたこともあり
「この人なら大丈夫」という確信がありました。
「この人なら、安心して任せられる」と思いから、他社との比較は一切していません。
会社のお金を使ってやる以上、“中途半端なことはしたくない”という思いもありましたが
何度も丁寧に打ち合わせを重ね、こちらの要望を深く理解してくれたことが決め手になりました。
■ 研修の狙いと設計
今回は「管理職層のモチベーションと意識向上」「店舗間の一体感の醸成」をテーマに設計してもらいました。
押し付け型ではなく、心理的安全性を重視した“安心して本音を話せる場”づくりが中心。
また、自己理解と他者理解を促す心理分析をベースに、「自分の現在地を可視化する」内容にしてもらいました。
事前打ち合わせでは、「現場の雰囲気に合うアクティビティだけを残したい」という要望にも柔軟に対応。
■ 実際にやってみての変化・成果
研修当日、まず印象的だったのは“空気が明るかった”ことです。
よくある「研修、面倒くさい」という雰囲気が一切なく、みんなが前向きに参加していました。
終了直後には「受けてよかった」「これからも頑張りたい」といった感想がLINEで届き
私自身、手応えを感じました。
特に印象に残っているのは、当時は辞めるかもしれないとまで話していた料理長の飛松さんの変化です。
副料理長との関係に悩んでいたのですが、研修を経てお互いの理解が進み
結果的に異動の話もなくなり、チームとして立て直すことができました。
研修をきっかけに、お互いの見方が変わったことで、今では料理長とのマンツーマンの関わりが生まれ
チームの状態は大きく改善しています。
この研修がなければ、正直どうなっていたかわかりません。
組織として「助かった」と心から思いました。
また、コロナを乗り越えて残ってくれたメンバーたちが
会社に対して愛着を取り戻してくれたことも大きな成果です。
「自分の正解を見つける」「自分を理解する」という内容が心に響いたようで
管理職たちのモチベーションにも火がつきました。
苦しい時期を共に乗り越えた仲間だからこそ、この研修が「自分たちの会社をもっと良くしたい」という
前向きな気持ちにつながったのだと思います。
さらに研修後には、参加者から
「次は合宿形式でやってみたい」「また研修をお願いしたい」
という前向きな声が上がりました。
“もっと学びたい” “もっと関わりたい”と自発的に声が出たことが
今回の研修が彼らにとって大きな気づきと変化の時間になった証だと感じています。
■ 研修を通じて感じたこと
前半の心理分析で自分を深く理解できたからこそ、後半のワークに自然に入っていけたと思います。
「こういうタイプの人には、こう接したらいい」というヒントが得られたことで
人間関係の悩みに具体的な光が差しました。
また、ゴマさんがつくる場の空気がとても柔らかく
“僕っぽい研修だった”というのが正直な感想です。
心理的安全性がしっかり担保されていたからこそ
皆が素直に意見を出し合い、笑顔で終えられたのだと思います。
■ 今後に向けての展望
今回の研修で、管理職層の意識改革は確実に進みました。
次は、それを現場のオペレーションや育成にどう落とし込むかが課題です。
特に「部下への関わり方」「店舗間の連携の強化」は、今後も支援していただきたいテーマです。
4月以降、各店舗の休業日を活用しながら、店舗別での展開も考えています。
心理分析を軸に、それぞれの課題や特徴に合わせて取り組みを深めていけたらと思います。
■ どんな方におすすめしたいですか?
人間関係に悩んでいる経営者や、幹部層のマネジメントに課題を感じている方には特におすすめです。
心理的安全性をベースにしながら、自己理解から他者理解へとつなげる設計なので
単なる「モチベーション研修」ではなく、組織の根っこを整える時間になります。
組織がある程度の規模になってくると、どうしても“孤独なリーダー”が生まれます。
でも、今回のように共通の目的や目標を共有することで
「自分は一人じゃない」と感じられることが、心の安定につながると実感しました。
■ 最後に
これまで研修を受けて「うーん…」と思ったことは何度かありましたが
今回は一度もありませんでした。
事前の打ち合わせも多く、言いたいことを率直に伝えられたこと
そして内容をきちんとカスタマイズしてもらえたことが成功の理由だと思います。
「現在地を知る研修」――これはまさに、今の私たちに必要なものでした。
現場がもっと元気になるような取り組みを続けていきたいです。
📩 お問い合わせはこちら
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そのご感想を、西村様へインタビューさせていただきました。
■ どんなお仕事をされていますか?
私たちは、旅館「西村屋」からの流れを受け継ぎ、和食を中心とした飲食事業を展開しています。
カニ料理を看板としながら、神戸・姫路を中心に4店舗を運営。
ギフト・おせち事業、そして食育にも取り組み、地域の“食文化”を大切にしています。
「美味しい料理とあたたかいおもてなしで、お客様の心を満たす」――その想いを胸に、日々現場に立っています。
■ 研修を受ける前の課題・悩み
どうしても日々の仕事が忙しく、現場中心の運営になりがちでした。
「お客様のために」という意識はあるものの、従業員一人ひとりが“意識をもって働く”という部分にはムラがありました。
また、コロナ禍を経て研修の機会が減り、店舗間のつながりも薄くなっていました。
特に店長・料理長などの管理職層は、人との関わり方に悩み、自信を失っている人もいました。
人間関係のこじれや、部下との関係のギクシャクも生まれやすく、現場の雰囲気をどう立て直すかが大きな課題でした。
■ 研修導入のきっかけ
アドベンチャーリンクの前田ゴマさんとは、同友会でのご縁がありました。
同友会でのつながりだけでなく、幹事長としてゴマさんの実績を近くで見てきたこともあり
「この人なら大丈夫」という確信がありました。
「この人なら、安心して任せられる」と思いから、他社との比較は一切していません。
会社のお金を使ってやる以上、“中途半端なことはしたくない”という思いもありましたが
何度も丁寧に打ち合わせを重ね、こちらの要望を深く理解してくれたことが決め手になりました。
■ 研修の狙いと設計
今回は「管理職層のモチベーションと意識向上」「店舗間の一体感の醸成」をテーマに設計してもらいました。
押し付け型ではなく、心理的安全性を重視した“安心して本音を話せる場”づくりが中心。
また、自己理解と他者理解を促す心理分析をベースに、「自分の現在地を可視化する」内容にしてもらいました。
事前打ち合わせでは、「現場の雰囲気に合うアクティビティだけを残したい」という要望にも柔軟に対応。
■ 実際にやってみての変化・成果
研修当日、まず印象的だったのは“空気が明るかった”ことです。
よくある「研修、面倒くさい」という雰囲気が一切なく、みんなが前向きに参加していました。
終了直後には「受けてよかった」「これからも頑張りたい」といった感想がLINEで届き
私自身、手応えを感じました。
特に印象に残っているのは、当時は辞めるかもしれないとまで話していた料理長の飛松さんの変化です。
副料理長との関係に悩んでいたのですが、研修を経てお互いの理解が進み
結果的に異動の話もなくなり、チームとして立て直すことができました。
研修をきっかけに、お互いの見方が変わったことで、今では料理長とのマンツーマンの関わりが生まれ
チームの状態は大きく改善しています。
この研修がなければ、正直どうなっていたかわかりません。
組織として「助かった」と心から思いました。
また、コロナを乗り越えて残ってくれたメンバーたちが
会社に対して愛着を取り戻してくれたことも大きな成果です。
「自分の正解を見つける」「自分を理解する」という内容が心に響いたようで
管理職たちのモチベーションにも火がつきました。
苦しい時期を共に乗り越えた仲間だからこそ、この研修が「自分たちの会社をもっと良くしたい」という
前向きな気持ちにつながったのだと思います。
さらに研修後には、参加者から
「次は合宿形式でやってみたい」「また研修をお願いしたい」
という前向きな声が上がりました。
“もっと学びたい” “もっと関わりたい”と自発的に声が出たことが
今回の研修が彼らにとって大きな気づきと変化の時間になった証だと感じています。
■ 研修を通じて感じたこと
前半の心理分析で自分を深く理解できたからこそ、後半のワークに自然に入っていけたと思います。
「こういうタイプの人には、こう接したらいい」というヒントが得られたことで
人間関係の悩みに具体的な光が差しました。
また、ゴマさんがつくる場の空気がとても柔らかく
“僕っぽい研修だった”というのが正直な感想です。
心理的安全性がしっかり担保されていたからこそ
皆が素直に意見を出し合い、笑顔で終えられたのだと思います。
■ 今後に向けての展望
今回の研修で、管理職層の意識改革は確実に進みました。
次は、それを現場のオペレーションや育成にどう落とし込むかが課題です。
特に「部下への関わり方」「店舗間の連携の強化」は、今後も支援していただきたいテーマです。
4月以降、各店舗の休業日を活用しながら、店舗別での展開も考えています。
心理分析を軸に、それぞれの課題や特徴に合わせて取り組みを深めていけたらと思います。
■ どんな方におすすめしたいですか?
人間関係に悩んでいる経営者や、幹部層のマネジメントに課題を感じている方には特におすすめです。
心理的安全性をベースにしながら、自己理解から他者理解へとつなげる設計なので
単なる「モチベーション研修」ではなく、組織の根っこを整える時間になります。
組織がある程度の規模になってくると、どうしても“孤独なリーダー”が生まれます。
でも、今回のように共通の目的や目標を共有することで
「自分は一人じゃない」と感じられることが、心の安定につながると実感しました。
■ 最後に
これまで研修を受けて「うーん…」と思ったことは何度かありましたが
今回は一度もありませんでした。
事前の打ち合わせも多く、言いたいことを率直に伝えられたこと
そして内容をきちんとカスタマイズしてもらえたことが成功の理由だと思います。
「現在地を知る研修」――これはまさに、今の私たちに必要なものでした。
現場がもっと元気になるような取り組みを続けていきたいです。
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