チームを勝利へと導く!スポーツチーム×体験型研修の効果とは?



アドベンチャーリンクでは企業や学校のほか、スポーツチームにも体験型のプログラムを提供しています。
なぜ?スポーツチームへ体験型研修をしているのか?
アドベンチャーリンクではスポーツチームに、体験型のチームビルディングプログラムや、選手のメンタルトレーニングプログラムなどを提供しています。昨今、スポーツチームの指導者には、競技スキル以外の指導も求められています。アドベンチャーリンクではそのようなニーズに応え、各チームに応じた育成プログラムを提供しています。
その背景には・・・
スポーツには「勝ち負け」があり、勝つための技術指導及び練習が欠かせません。しかしその一方で、近年多くのスポーツチームがトレーニングの一環として、競技スキルだけではなく、社会性を育成するための活動体験を取り入れています。その理由は、チームスポーツにおいて、チームワークや雰囲気、一体感の有無が勝敗につながりやすいという研究結果が報告されているためです。
そんな中、チームワークを高める手法として、チームビルディングなど社会性を育成するための活動体験に注目が集まっています。チームビルディングとは、チームの目的や目標の達成に向かって、各選手が主体的に能力や多様性を発揮しながら一丸となるチームを目指す取り組みのこと。このブログでは、チームビルディングを用いた体験型研修を取り入れると、何がどのように変化するのか、その効果をお伝えします。

体験型研修がもたらす3つの効果とは?
アドベンチャーリンクでは、アドベンチャー教育の考えを基本としたチームビルディングプログラムを用いて、チーム作りや選手のメンタルトレーニングを行っています。
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アドベンチャー教育を用いた体験型研修をスポーツチームに実施すると、以下の3点が向上、より強固なチーム作りおよび選手のメンタルトレーニングにつながっていきます。
チーム力の向上
体験型チームビルディングプログラムでは、グループで様々な課題に挑戦します。そのプロセスにおいて、
①難しい課題に挑む課題解決能力
②自分もしくはチームの苦手なことに挑むチャレンジ精神
③トライアル&エラーをくりかえりして学び方を学ぶ
④思い通りにいかない中で育まれるイレギュラーへの対応力
などが育まれていきます。
これらをグループやチームで乗り越えていくことにより、確実にチーム力が向上します。
選手同士・コーチとの関係性の質の向上
グループやチームで活動することにより、必然的に自己開示・他己開示が行われます。アイデアや考え方、自分が持つ想いなどを共有することで、価値観の差異に気づくだけでなく、時には対立も起こります。そのため、個人とチームのバランスをどう取るのか求められるのです。
これらの要素があるからこそ、時間を重ねるにつれ選手同士の関係性の質が向上していきます。さらに、監督・コーチも選手の普段の練習やピッチ上では見ることができない表情や行動を見ることができ、普段の指導へ活かすことができます。
自己認識からの自己変容ができる
「相手のふりみて我がふりなおせ」という言葉があるように、人は他者の存在から学ぶことができます。体験型プログラムではメンバーからのフィードバックから得るものがあったり、誰かの行動から学んだり、時に自分のことを振り替えざるを得ないタイミングがきたりします。これらすべてが自己認識レベルを高めてくれるのです。「自分ってこういう人なんだ」「〇〇ということを大切にしている」という気づきから、「次はどうする?どうしたい?」と内省を深め、なりたい自分へと変容していきます。
パフォーマンスが非常に良いチームは、個々人のメンタルが優れています。同時に対人関係スキルが高く、チームの関係性も非常に良好です。このようなチームは、自ずと勝利への道が開いていくのです。
コミュニケーション | 達成感 | リーダーシップ |
信頼関係 | 自己理解 | 他者理解 |
チーム規範 | ルール・モラル | 時間管理 |
目的達成 | 挑戦心 | 課題解決力 |
なお、アドベンチャー教育を用いた体験型チームビルディングプログラムは、とても汎用性が高く、チームの課題やニーズに応じて、様々な能力を育むことができます。そのため、その時々のチームの状態や要望を踏まえた上で、的確なプログラムを提供することができるのです。
アドベンチャーリンクではどのようにプログラムを企画・運営しているのか?
アドベンチャーリンクでは、各スポーツチームが抱える課題やニーズに応じたプログラムを企画、ご提供させていただいています。実際の流れは以下をご覧ください。
1、ヒアリングの実施
今のチームや選手の状況をていねいにかつ細かくお答えください。その後、現状を踏まえて、どう変化してほしいのか、どのような成長を望むのかお聞かせください。
2、プログラムの作成
ヒアリングさせていただたい内容を元に、オリジナルのプログラムを作成させていただきます。チームによって課題はそれぞれ。その課題を的確に解決する、最適なプログラムをご提案します。
3、プログラムを実施
プログラムをチームや選手の皆様へ提供します。選手の発言や行動、チームの雰囲気によって、学習効果が得られやすいよう、学習促進者(ファシリテーター)が臨機応変に対応します。
4、プログラム報告
プログラム実施後、1週間程度で学習促進者によるレポートを提供させていただきます。外側からは見えない、普段見えていないチームの様子などをご報告いたします。別途、選手の個人レポートを作成することも可能です。
参考文献
digidepo_10007548_po_17fukutomihirano.pdf (ndl.go.jp)
ASE を取り入れたキャンプ活動がサッカーチームの雰囲気に及ぼす影響
福富 平野
Jクラブユース(U-18)選手の人材育成を目的としたチーム・ビルディングプログラムの導入とその効果の検討
スポーツチーム向けプログラムの詳細はこちら
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