久々の外出から考えたこと

日本各地で緊急事態宣言が解除され、自粛ストレスから解放されるために人々は外出をするようになった。
という私もその一人。今日は久々にアウトレットモールに買い物。もちろんマスクをつけ、ソーシャルディスタンスを守り、手指の殺菌も欠かさずに。
そして、周りをきょろきょろして観察してみると、私と同じようなのか分からないが久々の外出を楽しんでいる方が多く、友達同士や家族づれで買い物をしていた。また、帰りの車の窓からは釣り竿を背負った中学生ぐらいの少年たちが楽しそうに自転車を漕いでいた。
さて、ここに出ている人々の共通点はなんだと思いますか?
それは全員が「マスク」をしていること。
緊急事態宣言が解除されれば、「当たり前の日常」がかえってくると信じていたが、その幻想は打ち砕かれ、「新しい生活様式」に準じて私たちは行動しないといけなくなった。それは私たちの日常風景だけではない。仕事の場面でも同じではないだろうか。
例えば、会社にはリモートワークの人もいれば、交代制でオフィスに出勤しないといけない人もいる。全員がオフィスに集まることができない中、どうチームとして仕事していきますか?
また、マスクの着用もしなければならない。相手の表情が見えない中、どうすれば今までの通りのコミュニケーションをとれますか?(感染予防や感染拡大防止もあるが、つけていないとさらし者になるという恐怖感もあるのではないだろうか)
新型コロナウィルスは私たちの「当たり前」を簡単に覆していった。今、改めて考えてないといけないことは「当たり前の日常がなくなった今、状況に合わせて今までの日常へ近づける」ことではないだろうか。マスクをすれば今まで以上に表情が読めない。さらに、対面のコミュニケーションができない。今まで行ってきたコミュニケーションよりもさらに「思いやる」「推し量る」ことが必要になるだろう。
また、オンライン会議の有効性が分かった一方で、雑談の時間がないことで個人のパーソナリティが分からないやチーム感を作ることが難しいという課題も出てきた。結果だけに目が行きがちだが、過程も大切にすることが各社員の「働きやすさ」につながるだろう
さらに、スーパーやコンビニに行けば感染防止のため、店員さんはゴム手袋やビニールフィルムの後ろから接客している。今までの通りの接客をしれいればさらに不快感を増すお客さんもいるのではないだろうか。
当たり前が当たり前でなくなった今、私たちは日常だと思って気にも留めていなかったことがたくさんあるように感じている。どのようにすれば当たり前だったころと同じようにできるのかを考えることが行動していく必要があるかもしれない。
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