チーム作りに悩まれている方へ
久しぶりにブログと向き合っています。自分の思考を言葉にすることが苦手です。私生まれも育ちも関西なのですが、関西人は説明の中に擬音語を織り交ぜます。
「この道ブワーッと行って、グワーッと曲がって、でっかいビル、ボワーン立ってるからその角シュッと曲がんねん」ウルフルズの歌詞にもでてきます。笑
でも文章で伝えることも大切なことも分かっています。今回はアドベンチャー教育でのチーム作りについて書いてみよかなと。
アドベンチャー教育ではチーム作り、クラス作りなど集団作りのプログラムとして使われることが多くあります。4月~6月は学校向けのプログラムでは、「クラス作り」や「友達との仲を深める」などのテーマが多いです。アドベンチャー教育を知っている方で、これはチームビルディングをするためのプログラムという認識の方も多くいるのではないかと思います。
なぜアドベンチャー教育を使えば、チーム作りができるのでしょうか?
例えば、教員向けの本で「これをやればクラスがぐっと仲良くなる」とアドベンチャー教育が紹介されています。企業研修でもチーム作りに関する理論を伝えた後、参加者でチームを編成し、ワークを通してチーム作りについて学ぶ。というスタイルもあります。
ここでの共通点は、「みんなで協力すれば達成感を得ることできる!そして、チーム作りができる!」ということが伝えらているということ。
果たしてそうなのでしょうか?
アドベンチャー教育でも協力しなければクリアできないようなアクティビティを行います。それをクリアした時に、参加者が達成感を得ているように感じる瞬間があります。上記のことと同じように見えますが本質は違います。アドベンチャーリンクが考えるアドベンチャー教育は「個人の力の成長」を目指しています。
チームで力を合わせて達成したからチームビルディングできた。ではなく、アドベンチャー教育では「体験→振り返り→また体験→振り返り」のサイクルを繰り返します。その中の振り返りの場面で、チームへの問いを通して、個人個人に訴えかけます。
「1人1人が、このチームにどう関わっていきたいの?」
「全員が納得する目標達成に向けて、チームのメンバーとしてを何を大切にするの?」
「みんなで考えた意識すべき行動はあったのかな?」
アドベンチャー教育では振り返りの中で「個人」にも訴えかけます。そして、振り返りの中で何度も思考を繰り返し、そして個人の行動が変わります。
個人の行動が変わるからチームの行動が変わります。それが変わるからチームができていくのだと思います。
チーム作りに必要なのは理論でもなく、達成体験でもない。
体験を通して自分たちについて考える時間。必要なのは個人&チームの行動変容なのです。
文章で書くとすごく難しい。体験しないと分からないことが多すぎるのです。
もしよければ、体験しに来てください。
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