アドベンチャー教育とは

多様化した価値観が存在する現代社会において、様々なバックグラウンドを持つ他者とコミュニケーションを図ったり、他者と正解のない課題を解決したりする能力が求められています。

アドベンチャーリンクでは、アドベンチャーを「心がドキドキする瞬間・場所」と捉え、人が成長するために必要な要素を体験しながら学ぶプログラムを提供しています。

内省&自己理解
自分に向き合うこと

挑戦心
難関にチャレンジすること

相互理解
チームと(で)協力すること

ハイエレメント

課題設定
達成感を感じること

アドベンチャー教育でどのように学ぶのか

体験での気づきを日常に活かす「体験学習サイクル」

上の図は体験からの学びをわかりやすく図にした「体験学習サイクル」です。このサイクルを繰り返すうちに、参加者は自分自身と向き合う必要性や、チームで協力する重要性、課題を設定し挑戦する大切さを学びます。これらの学びが、人間関係作りやチームビルディングに役立つのです。

学びを促進させる「ストレッチゾーン」

自分が心地よくいられる空間「コンフォートゾーン」では安心して活動ができますが、あまり成長が見られません。一方「ストレッチゾーン」は、馴染みのない環境で尻込みする可能性もありますが、仲間の協力や信頼関係などがあれば、新たに挑戦することが可能です。

なお、各ゾーンの内容や広さは人によって異なります。アドベンチャーリンクでは、参加者自らの意思によって「ストレッチゾーン」へと飛び込んでいけるよう促し、学びを促進させています。

アドベンチャー教育で何を行うのか

■屋内

研修室やホール、体育館などで実施します。
近年ではオンラインでの開催も増えています。

室内

専用のグッズを使用しながら、アイスブレイク、コミュニケーションが必要な活動、課題解決ゲームに取り組みます。

オンライン

主にZOOMを使用し、室内同様さまざまなアクティビティに取り組みます。

■屋外

公園などの野外スペースもしくは専用のコースで実施します。専用コースは「ハイエレメント」「ローエレメント」の二つに分類されます。

広場など

屋内同様、グッズなどを使ってプログラムを実施します。屋外ならではの広さと解放感を生かし、アイスブレイクから課題解決ゲームまで様々な活動を提供しています。

ローエレメント

ロープやワイヤーなどを使用した低い位置にあるコースです。アイスブレイクやコミュニケーションを必要とする活動などを経てから行います。グループのメンバーが互いに体を支え合いながら挑戦するしかけになっており、信頼関係が育まれます。

ハイエレメント

6~8メートルほどの高さに設定されたコースです。ハーネスやロープで安全を確保し、仲間とともに助け合いながら挑戦します。信頼関係が構築された後に実施するため、一般的にプログラムの後半に設定されます。