やる気がスイッチはいずこ?
中々ブログをかけず。久々の投稿となります。
9月に入り、中学生へ向けてアドベンチャープログラムを提供できる機会が増えてきました。
新型コロナウィルス対策のため、マスクの着用、手指の消毒、密着密接の回避など制限がすごく多いです。しかし、それでもできることをやる!目の前の子どもたちに向けて私たちは日々、本気で子どもたちと向き合っています。
そして、体験型の研修を子どもたちへ提供する中で、最近すごく感じることがあります。
彼らの「無気力」さが例年より強く感じています。
覇気がない。やる気がない。自分たち自身が楽しもうとしていない。ように感じています。
傾向としては、頭は非常に賢いです。言われたことはできる。私たちの意図を読んで、大人の気に入りそうな答えを言うことができる。
しかし、自分たちで目標設定をすることができない。失敗しない程度の目標設定しかできない。課題に対しても取り組むが、一生懸命さを出さない。
そのような子どもたちの傾向を今までも感じていましたが、今年は特に強いように感じます。
きっと理由は多くあるように思いますが、特に大きいのは大人の関わりのように感じています。
子どもたちが失敗しないように、大人が先回りにして準備してあげている
先生や保護者が必要以上に過干渉
自分たちで考える前に大人が答えを教えてあげる
このような関わりに原因があるように思います。
そうすると、子どもたちは頑張らなくても努力してなくても、最後は大人が助けてくれるので困ることがありません。そして、大人は大切な子どもが困らず生きれることや成功体験ばかり積んで自尊感情が高まると考えているのでしょう。
日々、そんな子どもたちと関わる中で考えます。
どのような体験を提供すれば彼らは本気になれるのだろうか?
どのような体験を経れば、本気になって挑む大切さを感じることができるのだろうか?
時間も必要だし、教員や保護者の方の理解もきっと必要になってくると思います。
凄く大変なことだとは思いますが、今の子どもたちに提供している時間が意義のある価値のあることだと信じています。
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