【ワークショップ報告】オンラインでの場作りを体感する~関係性をつくり、育み、チームへ~

【ワークショップ報告】オンラインでの場作りを体感する~関係性をつくり、育み、チームへ~

5月29・30日に、オンラインでのワークショップ「オンラインでの場づくりを体感する~関係性をつくり、育みチームへ~」が開催されました。参加者は各日10人。両日ともに研修講師や学校関係者など、多彩なメンバーが集まりました。今回、29日のファシリテーターをメインで担当した中邑ちゃこが、二日間のワークショップを振り返って、報告したいと思います。

みなさんはチームと聞いてどのような状態を思い浮かべますか?私たちは、チームを「多様性のあるメンバーが共通の目的を持ち、協力し合える集団」と定義しています。そう考えると、数時間という短い時間で見知らぬ者同士が関係性をつくり、チームになるというのは、実はとてもハードルが高いことなのです。

アドベンチャーリンクでは、アドベンチャー教育の手法を用いた体験型の研修を実施しています。今回のワークショップは2時間半。最強のチームとまではいかなくとも、一緒に同じ空間を楽しめるチームまでに変化を感じてほしいという思いのもと、ワークショップがスタートしました。

まずは少人数のグループに分かれて、お題について話し合ったり、全員で協力しながら答えを導くゲームに挑戦したり……。すると少しずつですが、参加者同士の交流が活発になっていきました。プログラムが進むにつれ、その場を仕切る役割を申し出る人がいたり、進行役をサポートする人がいたりと、課題解決に向けて協力し合う姿も。最初は遠慮がちだったみなさんが、夢中になって協力しながらアクティビティに取り組む姿がとっても印象的でした。

対面と異なり、オンラインはその場の空気感を感じとるのが非常に困難です。そのため、「どうしてこの場があり、何のためにこのワークをやるのか」という前提の共有が欠かせません。活動中に折に触れてこの前提をしっかりと抑えたことで、「オンラインでの場づくりを体感する」という意識がしっかりと芽生えていったのではないでしょうか。最後、アクティビティの達成未達成に関わらず、自分自身がチームにどう関わっていたのかを、客観的に見つめなおしている参加者が多かったのも、印象的でした。

参加者からは「何のためのアクティビティか前提がしっかりとしていて終始一貫していた」「オンラインでのアクティビティの可能性を感じた」などの声をいただきました。ありがとうございます。

さて、コロナ禍で一気に注目を集めたオンラインでのワークショップ。今後もオンラインでのワークショップはどんどんブラッシュアップされ、コロナ禍が過ぎ去ったあとも、社会生活になくてはならないものとして、浸透していくのではないでしょうか。これからもアドベンチャーリンクでは様々なオンラインでのワークショップを企画しています。今回参加できなかったみなさま、これから開催するワークショップへ参加してみませんか。たくさんのご応募、お待ちしています。

ワークショップの詳細はこちら:アドベンチャーリンク | Peatix

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