「体験から学ぶ研修」の2つの特徴

「体験から学ぶ研修」の2つの特徴

体験「から」学ぶ研修とは?

 アドベンチャーリンクではアドベンチャー教育を用い、受講者の方々に様々な体験を通して、気づきを深め、学びを得られるような研修を企画運営しています。ただ単に体験して終わりではなく、個人やチームにとって有意義な学びを引き出し、研修が終わってからも学びが持続するよう導きます。これがアドベンチャーリンクの提供する「体験から学ぶ研修」です。
 一方で、体験「だけ」で学ばせる研修をしている会社や講師もいます。このブログでは、体験「から」学ぶ研修と、体験「だけ」で学ぶ研修の違いについてお伝えします。

1、体験「だけ」で学ばせる体験型研修とは?

 アドベンチャー教育では、グループの様子や研修の目的・目標に合わせ、様々な活動を行います。登山・サイクリングなど体力を使う活動、アスレチックを使った活動、小道具を使ったワークなど活動内容は多岐にわたります。アドベンチャー教育に携わる者の一人として、体験には力があると日々実感しています。しかしながら、体験の影響力が絶大だからこそ、体験をする「だけ」である程度の学びが作れてしまうのです。
 例えば研修の場面をイメージしてください。テーマを「協力することの大切さ」と仮定します。グループ全体で協力が必要な活動を提供し、折に触れて講師が協力に必要な要素をレクチャーします。そして最後に講師はこう締めくくります。「ここで得た体験を日常で活かしてください」と。つまりテーマに合わせた活動と話を用意すれば、研修が成り立ってしまうのです。

2、体験から学ぶ研修の2つの特徴

・ファシリテーターが受講者の学びを引き出す

 学びは誘導するものではなく、引き出すものだと私たちは考えます。そのために重要な役割を果たすのが、ファシリテーターの存在です。腕の確かなファシリテーターは、プログラムのあいだ中、常に受講者を観察しています。その理由は、体験を通して生じた事柄を、受講者の学びへと変えるためです。体験中に起こった出来事、発言、行動に対し、どのように焦点を当てれば、受講者自身が大きな気づきを得られるか、常に考えているのです。
 体験の最中に、研修のテーマに近づくヒントを一方的にレクチャーするのではなく、受講者の行動や発言から何が起こったのかを紐解き、なぜそうしたのか引き出し、次どのように生かしていくか考えてもらう―。これを繰り返すことで、受講者は少しずつ自分を見つめなおし、他者を理解し、仲間と共に難関な課題にチャレンジしたり、目的意識をもって行動できたりするようになります。

ファシリテーターからの投げかけ
振り返りの様子
実社会へ向けて

・成功も失敗もすべて体験

 研修会社や講師によっては、「研修の最後の活動は必ず達成させないといけない」というセオリーを持ち、実践しているケースもあります。しかし、アドベンチャーリンクでは成功でも、失敗でも、未達成でもいいと考えています。要は、そこから何を学ぶかが重要なのです。もし、活動を必ず成功させようとすると、必ずファシリテーターが介入する必要があります。成功へ導くような声掛け、難易度設定、次への作成会議も誘導的になります。
 このようなやり方は、何の意味もないと私たちは考えています。用意された成功は社会にはありません。自分たちで創らねばなりません。例えば、心地よいクラスを生徒自ら創りたいと思わないと始まらないのです。先生が1人で奮闘しても仕方ありません。
 成功でも失敗でも、そこから次へのアクションへ向けて何を学び取れるのかが重要なのです。

3、体験「から」学ぶ研修会社と出合うには?

 体験型研修のニーズが高まるにつれ、体験「だけ」で学ぶ研修を実施する会社が増えつつあります。どの研修会社・n研修会社に依頼しようか悩んだ時は、ぜひ研修会社の担当者に以下の質問をぶつけてみてください。
「受講者に達成感を感じてほしいので、最後の活動はぜひ成功させてください」。
アドベンチャーリンクでは、そのような質問を受けた場合、以下のように答えることにしています。
「成功するかしないかは受講者次第です。大切なのはそこから何を学ぶかです」。
ひと口に体験型研修といっても、その内容は研修会社によって様々なのが実情です。
ぜひ、「なぜ、体験型研修が必要なのか?」「なにを、体験から学び、実社会へ活かしてほしいのか?」ということを熟考していただき、ニーズに合う会社を選んでほしいと思います。

アドベンチャーリンクの企業研修はこちらから

企業研修 | アドベンチャーリンク (adventure–link.com)

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